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フレームレート

18番目のパズルの試作版で動作させてみると、フレームレートが 21〜24fps程度と低いことが分かった。

これは、シーン内にカメラがプレイヤー用1台+プロジェクション用4台あることが原因。プロジェクション用カメラを無効にしていくとその分フレームレートは上がっていく。しかし、プレイヤーが見えない面を無効にするとしても、最大3面は見えてしまうのであまり効果はない。

処理時間を調べると、カメラが生成するレンダーテクスチャーの解像度が最も多く、次にアンチエイリアスの処理が多い。

プロジェクションする壁面が広く、パズルをより詳細に表示したいことから、レンダーテクスチャーのサイズは 2048 × 2048、アンチエイリアスは2サンプルで試作している。

この設定を 1024 × 1024 でアンチエイリアスなしで動作させると、フレームレートは 85〜95fps程度となる。レンダリングするテクスチャーが1/4になっているからである。

そこで、プレイヤーの正面の壁のプロジェクションだけ 2048のレンダリングとし、その他は 1024でレンダリングする処理とすることにした。これで、パズルに適した解像度とフレームレートを両立できる。