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ヴァニタス画

とあるパズルの素材として、既存の静物画を使用している。しかし、パズルのヒントとなるモチーフの配置がちょうど合うものが無く加筆して使用していた。

パズルとして見たときに、解きにくいということもあり、素材としての絵画を制作することとした。モチーフを適切に配置し不自然さを少なくするためヴァニタス画をテーマとし、それを Blenderでモデリングすることとした。

『ヴァニタスの静物』、ピーテル・クラースゾーン、1630年

Blenderで3Dで制作することのメリットは、モチーフの配置を最適化できることと、写実的な表現ができることである。デメリットとしてはモデリングが大変なことであるが、果物や花や布や木材、そして骸骨やゴブレットなど、ヴァニタス画でよく描かれている静物のモデルをフリー素材で集めてきた。

これらをテーブル素材に配置し、カメラアングルに合わせてグリッドを参考に微調整していく。

モデルの変換やテクスチャやライティングで苦労したが、雰囲気のある絵ができたと思う。